32歳、新たな挑戦。
常に新しい仕事に挑戦して、学び、経験しては一人前にならないまままた次の体験へ…という今までの人生。
若いうちだからこそそれでも次があったんだと思うけれど、そろそろそんな流れも終わってくる頃。
挑戦に年齢制限はないと思ってて、決して悲観してるわけではないけれど。
体感してる。
数年前までと比べて、未経験の仕事の覚えの悪さや、新しい環境への特に身体の適応の遅さを。
ここ最近の仕事は経験こそなくともなんとなく関連のある仕事だったり、
たぶん仕事の内容の方向性の広がり方がある程度まとまっているか、
自分の経験で何とか勘が働く範囲だったんだと思う。
今はこんなに右も左もわからず、察しがきかなくなる仕事なんて久しぶり。
わかったとしても、現場の動きの中で回転や飲み込み、反応が遅れてるのかも。
その仕事とは。
ツアーガイドです。
大勢の人を相手に話すこと、
ツアー中の天候に合わせて裏方として状況を読んで
サポート作業をしてコミュニケーションしていくこと、
専門的なツアーの内容についてその学問を学ぶこと。
説明するものの実物を覚えること。
仕事の詳細書いちゃうなんて何年かぶりに本当にわからない世界に入っちゃったんだなって実感する。
そしてまだそんなチャンスもらえてる今を本当に幸せに感じる。
今までの仕事では悩む時間を費やしすぎて伸びなかった分、
今この恵まれた環境でこれまでの自分が成しえなかったことを超えていきたい。
同世代、いや自分よりだいぶ若い人達、
人によっては子供でも当たり前にできていることかもしれないけど、
私はまだできていないから諦めたくならないくらいの自分のペースで。
焦ってる時間こそ遠回りになることを学習してる今だからこそ、
着実に張り詰めすぎずにできることを淡々と続けてやっていきたい。
これまでよりこれからの人生の方が長いことも楽になれる。
未経験で自分でもどうしてできないんだろうと不思議に思うことのある、
こんな私でもできるようになると信じて教えてくれる人達の度量に心から感激と感謝してます。
でも悪い癖ですぐに自分のできなさを責めすぎてしまって
(自分では加減がわからないけど)、
サポートしてくれてる人達の傍で「すみません」って
何度も言っちゃうことで自分だけが罪滅ぼし、
相手をあまりよくない空気に引き入れてしまうことは直さなきゃいけないよね。
実際に忍びないと思っちゃってるから意識しててもつい言ってしまうのですが。。
これだけやって間違えたんだから大目に見てよ、
って多少のことなら自信持てるくらい準備し尽くさないとね。
準備の足りなさからくる自信のなさや後ろめたさから出る暗さは
自分の成長のために協力してくれてる人たちにとっては迷惑でしかない。
だいぶ、ただの反省文。
与えられた仕事があること、その仕事が難しいこと。
周りが悲観せずに思いやりをもって育ててくれていること。
人生にはこういう幸運もあるんだなあと思う今。