harroのブログ

歴代の日記や最近のものなどを、ランダムに。写真は記事を書いた間近に撮ったものを載せてます。 内容や時期によってはかなり雰囲気の違う文体などもあるかとおもいます。 よろしくお願いします。

32歳、新たな挑戦。

常に新しい仕事に挑戦して、学び、経験しては一人前にならないまままた次の体験へ…という今までの人生。

若いうちだからこそそれでも次があったんだと思うけれど、そろそろそんな流れも終わってくる頃。

挑戦に年齢制限はないと思ってて、決して悲観してるわけではないけれど。

体感してる。

数年前までと比べて、未経験の仕事の覚えの悪さや、新しい環境への特に身体の適応の遅さを。

ここ最近の仕事は経験こそなくともなんとなく関連のある仕事だったり、
たぶん仕事の内容の方向性の広がり方がある程度まとまっているか、
自分の経験で何とか勘が働く範囲だったんだと思う。

今はこんなに右も左もわからず、察しがきかなくなる仕事なんて久しぶり。
わかったとしても、現場の動きの中で回転や飲み込み、反応が遅れてるのかも。

その仕事とは。

f:id:harro:20190907190005j:plain

ツアーガイドです。

大勢の人を相手に話すこと、
ツアー中の天候に合わせて裏方として状況を読んで
サポート作業をしてコミュニケーションしていくこと、
専門的なツアーの内容についてその学問を学ぶこと。
説明するものの実物を覚えること。

仕事の詳細書いちゃうなんて何年かぶりに本当にわからない世界に入っちゃったんだなって実感する。
そしてまだそんなチャンスもらえてる今を本当に幸せに感じる。

今までの仕事では悩む時間を費やしすぎて伸びなかった分、
今この恵まれた環境でこれまでの自分が成しえなかったことを超えていきたい。

同世代、いや自分よりだいぶ若い人達、
人によっては子供でも当たり前にできていることかもしれないけど、
私はまだできていないから諦めたくならないくらいの自分のペースで。

焦ってる時間こそ遠回りになることを学習してる今だからこそ、
着実に張り詰めすぎずにできることを淡々と続けてやっていきたい。
これまでよりこれからの人生の方が長いことも楽になれる。

未経験で自分でもどうしてできないんだろうと不思議に思うことのある、
こんな私でもできるようになると信じて教えてくれる人達の度量に心から感激と感謝してます。

でも悪い癖ですぐに自分のできなさを責めすぎてしまって
(自分では加減がわからないけど)、
サポートしてくれてる人達の傍で「すみません」って
何度も言っちゃうことで自分だけが罪滅ぼし、
相手をあまりよくない空気に引き入れてしまうことは直さなきゃいけないよね。
実際に忍びないと思っちゃってるから意識しててもつい言ってしまうのですが。。

これだけやって間違えたんだから大目に見てよ、
って多少のことなら自信持てるくらい準備し尽くさないとね。
準備の足りなさからくる自信のなさや後ろめたさから出る暗さは
自分の成長のために協力してくれてる人たちにとっては迷惑でしかない。

だいぶ、ただの反省文。

与えられた仕事があること、その仕事が難しいこと。
周りが悲観せずに思いやりをもって育ててくれていること。
人生にはこういう幸運もあるんだなあと思う今。

そしてキウイ農園に。。

キウイ農園の収穫に来て1週間🥝
今のところあまり稼げていない。

f:id:harro:20190907190315j:plain

ここに来るまでの経緯、ざっと。
希望していた地元企業の事務職→地元系販売職→日系営業など、、の順に妥協して就活してた結果、日系の中古車販売の現地法人に入れることになったものの勤務開始日が今日、給料日も週払いベースのNZには珍しく末締め翌月払い、新店舗開店までは週4と突然宣告され、6月下旬の生活費が足りなくなりそう、と思っていたら入国1ヶ月が過ぎ、32歳にもなってしまった。

もう何でもいいから動きたいし少しでも稼がねば…というわけで手当たり次第に宿泊やファーム系に応募したものの車ないし冬だし…。
電話一発で、じゃあ明日来て明後日開始でって流れで急遽先々週末移動して先週から働き始めたOpotikiというところのキウイ農園🥝

思った以上に寮は綺麗で、同じ日から入った仲間がいっぱい🌏️
部屋はファームビューというか窓開けたら牛がいる農場🐮
毎日バンに揺られて提携先の色んな農園に収穫に伺ってます🚐💨

歳も歳だし、帰国してからのキャリアアップを考えた仕事をするかそういう仕事がなかったら早めに帰ろうかと考えながら来たのに、気付いたら周りに応援されたりいつの間にか寄り添ってくれてたりしていて段々と今すぐ日本に帰ろうって気持ちから、自分の中で流れが少しずつ動いてきて何かの感覚を取り戻したみたい。
ここでもっと見てみようと思うものが増えてきた。
自分の中で仕舞い込んでいたものが玉手箱のように開いてきた。
計画できない経験かな🍀
本当は18のときのワーホリで経験したかったことが忘れた頃の今、14年の時を経て。

f:id:harro:20190907190549j:plain

 

タイミングってある。

7~8年前に将来のことを考えてオークランドに学校を見に来たときは今だ!と思った。

当時オーストラリアの移民政策が収縮した頃で、ニュージーランドは不便だったけれどその分まだ伸び代があって、主にアジア方面の若者を中心に永住権を夢見る人達が各国から集まっていた。
そのときの私はオーストラリアで何一つ成し得られずに、リベンジしたい思いでいっぱいだった。
オークランドの発展の時期も自分がチャレンジするベストなタイミングもたぶん合ってたんだとおもう。

そして今。
聞くところによるとバブルが弾けたばかりのオークランド。
ワークビザの取得はまだオーストラリアほど難しくないらしいけれど、移民は徐々に難しくなっているよう。
そして私も海外に移住する意欲がなくなっている。
人生って自分で選んでることもあるけど、やっぱり流れもあるなとしみじみおもう。

今回だけのことでいうと、出発前からずっと流れが悪かった。
でも、この1ヶ月は今までにはなかったようないい出会いにたくさん恵まれた。
そのことだけとれば以前の海外生活よりもとても恵まれている。
自分が大きく変わったことも大きな原因だと信じたいな。

f:id:harro:20190907184053j:plain

 

8年ぶり31歳のワーホリ

人生最後のワーホリに来てもうすぐ3週間。

着いてすぐイースターホリデーがあって手続き全部がスローにもなったけど、ダメもとでハードル高い求人に応募したりしてまだ求職中。

好奇心旺盛であちらこちらに気が行って落ち着かなかった私もいつしかどこへやら。
変に慣れて妙に行動を起こすことに腰が重くなってる。

f:id:harro:20190907184909j:plain

ここでの快適さも好きだし、今では日本の生活も好き。
ここが以前の海外生活と違うところ。

日本での人生経験からなのか余裕ができてどんな人にも躊躇せず自分から声をかけていけるようになったところが満足。
これもひとえに仲良くしてくれたみんなのおかげ。

あまりうまくいかないことがあってもそんなに気にならなくなった。

北海道生活3周年

f:id:harro:20190907185757j:plain

そろそろ3年経つなあと
過去のメールを確認してみたら
3年前の今日が
初めて北海道に着いた日だったみたい。

ネットで調べた情報を元に
あれこれ想像していた札幌の街を
スーツケースで歩き回って食べた札幌ラーメン。
挨拶に行ったチカホの派遣会社の札幌支店。
緊張しながら場所を確認した大通バスセンター。
卒業式の呼び掛けの台詞みたいだけど
本当に感慨深い。

そしてロシア人に囲まれて乗った夜行バスで
3年前の明日着いたのが今いる礼文島。

今年の夏はニセコの予定が
誕生日の夜に札幌を出発して
3年ぶりに戻り1ヶ月経った礼文島。

北海道生活の全てが私の人生には本当に大切。
今では自分の気質にもかなり浸透してる。

そして今、3年分年をとったところで
必要な課題の数々に直面してる。

今年のグリーンシーズンも
またグンと成長できそうです。

発達障害わかって1年

真夜中の大通公園。偶然CDしてる人達に遭遇。

誕生日の瞬間の迎え方が年々生き方を
反映していてそろそろ何とかすべきかも…
と言いつつもこれが私です。

とりあえず31歳になったことには
まだ歳に対して何の感想もわかないけど、
今日も支えてくれてる人達のお陰で
お腹はいっぱいだし行きたいところには行けて
こうして呑気に幸せ噛み締めて過ごせてます。

30歳は大きな転機で長年の悩みが
発達障害(ADHD)の発見で目からウロコ。
先天性の脳機能の欠損を知り
無駄に自分を責めることがなくなりました。

そしてそれを聞いても暖かく受け入れてくれる
友人たちとの関係の発展や新しい出会い。

発達障害という言葉の意味がわからなかったけど
私の場合は精神面や社会の中で歩みが遅い
…そういうことなのかな?と。

今はもどかしさの原因がわかって
それに対してアプローチしている結果が
少しずつ出てきて楽しいときもある。

逆にどうしようもないときに
これは本当に障害だなと感じ、
一生付き合うのかとどうしようもなく
葛藤するときもあるけれど
自分をいつも苦しめる自分の中の原因が
わかるようになったことは大革命。

あちこちピークは過ぎているけど
まだまだ人生半分以上残っているし
今だから間に合うこともたくさんある。

人に迷惑をかけることの多い人生を歩んできて
今願うのは一生かけてそれ以上に周りの人に
プラスに働く何かを送れるようになること。

人一倍時間はかかると思うけど
今までより大きく進歩していけることもあると思う。

そういうわけでまだまだ至らぬところばかりだけど
年々本気度を上げて中年時代を謳歌していきたいところです。

f:id:harro:20190907182737j:plain

 

 

春やま。

山っていつも気付いたら登ってるけど
登山の準備するほどの気力はない。

ただ惹かれた瞬間にだけ登ってるからこそ
ダイレクトに浸透する清々しい癒し。

f:id:harro:20190907185411j:plain
こんな贅沢がかなうしあわせ。